当店では、食肉流通から徹底した無駄を省く事により、お客様へ適正な価格で、最上の食肉をお届け致します事を信条としております。
当店が考える最上の食肉とは、『杵でついた餅のようなお肉』の事。例えれば、真空パックに詰めた餅ではなく、自宅の庭先に置いた杵でついた餅。つまり、噛んだら風味が溢れ出す食肉の提供をする為に、販売当日の早朝より手作業による精肉作業を実施し、鮮度を重視しております。
また当店では、惣菜や加工肉の販売も行っており、精肉加工と同様に新鮮な食材を仕入れ、衛生的な環境で商品を提供するプロセスを管理しております。
商品を扱う者は、「自分の子供にも食べさせられるもの」をお客様に提供する事を心がけており、惣菜においては添加物を使用せずに、手作業による加工を行っております。
これからも『生産者の顔が見える精肉店』を信条に、安全で高品質な食用牛を衛生的な精肉作業場で優秀な技術をもって、新鮮な松阪肉としてお客様にお届けしてまいります。
精肉を通じて地域社会に貢献する事を目指す。(自己存在の確立)
精肉技術者は、日々精肉技術の研磨と知識の向上に努め、より優れた商品の生産を目指す。
営業マンは、日々接客技術の研鑽と精神の高揚に努め、生産された商品を、より大切に お客様にお届けするべき最善の努力を目指す。
お客様(消費者)と肉牛飼育農家(生産者)、そして我々三者の調和の取れた発展を追求 して、より豊かな我々の生活向上を目指す。
無駄を徹底的に排除し、より優れた商品をよりお値打ちに提供し、尚かつ厳しい利益追求を 成し遂げ、従業員への還元を目指す。
開店前の朝礼風景
当店では、契約肉牛飼育農家からお客様の食卓までの距離を最短にして、食肉流通の中間マージンを徹底して省き、より良い食肉をよりお値打ちに提供させて頂く事に、長年努力を重ねて参りました。
店舗主義を貫き、細心の目配りと充実した保冷設備で食肉や食品の衛生管理は充実。
肉牛の仕入れから解体・精肉、販売までを総合して当店で行うので、価格面同様、時間効率にロスが無く、常に安全で新鮮な食肉をお客様に味わって頂けます。
精肉作業場
食肉の流通経路は、販売される店舗の形式により異なりますが、当店の場合は仕入れた肉牛を、公的機関の松阪食肉公社で屠畜後に自社に搬入し、解体・精肉作業を施した直後、店頭で販売します。
この間、短くて3日間、長くて6日間程になります。鮮度を重視した無駄を省いたスムースな作業の流れで、商品を店頭に並べております。
当店の肉牛仕入れ担当者は家畜商の資格を所持している事、自社内で精肉作業を施すので、精肉問屋としての機能も兼ね備えている事が、最短の食肉流通を可能にしています。
当店以外の食肉の流通パターンで多い事例は、肉牛を屠畜場で屠畜した後、食肉処理場で解体・脱骨作業を施し、部分肉にして真空パックに詰め、全国に運搬された後、販売店でスライス加工して消費者に届くような形です。こういう場合は、食肉が消費者に届くまでに、短くて屠畜後14日、長いと30日近く経過している事もあります。これは肉牛の屠畜後、食肉として商品化し、販売されるまでの作業を様々な場所で分担し、様々な消費地に届くまで距離と時間がある事が原因です。
●肉牛が食肉になりお客様に届くまでの流れ●〜当店の場合〜
食肉不安の最中、朝日屋では安心してお召し上がり頂ける牛肉のみをお客様にお届け致しております。当社はBSEクリーニング検査を含む屠畜検査に合格した牛肉のみを取り扱っております。
いつまでも変わらぬ安全、安心な牛肉を提供する事は、朝日屋としては当たり前の事と自負しております。
一度食べたら忘れられない牛肉を、お店に行けない方は是非、朝日屋オンラインショップでお買い求め下さい!
平成23年8月29日から実施している県産牛の放射性物質全頭検査は、これまで食品衛生法の暫定規制値(500Bq/kg)を基準に測定を行ってきました。
このたび新基準値(100Bq/kg)に対応するため、検査機器を四日市畜産公社、松阪食肉公社に各1台を追加導入し、その検査体制が整いましたので、平成24年8月23日と畜分から、新基準値に基づく測定を開始します。
現行 8月23日以降
基準値: 500Bq/kg → 100Bq/kg
スクリーニングレベル: 250Bq/kg → 50Bq/kg※
測定下限値: 50Bq/kg → 25Bq/kg※
1検体当たりの測定時間:10分/頭 → 30分/頭
※改正後の「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に準拠して設定
機種名:NaIシンチレーションスペクトロメーター
パーキンエルマー社製 2480WIZARD2
購入価格:8,529,000円/1台 (2台を県費で購入)
※現在測定に使用しているものと同機種です
(参考)
食品中の放射性物質にかかる基準については、食品衛生法(昭和22年法律第233号)第11条第1項の規格基準として新たに定められ、平成24年4月1日から一般食品の基準値は100Bq/kgとなりました。ただし、牛肉については、9月30日まで6ヶ月間の経過措置期間が設定され、10月1日から新基準値が適用されます。
店頭での対面販売をはじめ、レストラン様・給食センター様等へも、専用保冷車にて商品を配達致しております。
全国のお客様からご注文を頂いた商品の発送は、 事務と精肉作業担当者が綿密に連携し合って進めております。
惣菜は、新鮮で安全な素材を用い、和・洋・中のメニューを製造しております。
当店の“志ぐれ煮” “そぼろ煮”、惣菜を3階の厨房で製造しています。
“志ぐれ煮” “そぼろ煮”は、新鮮な松阪肉を 工夫を凝らせた特製のたれで、たっぷり時間をかけて煮込み、心を込めて伝統の味に仕上げていきます。
惣菜は、新鮮な食材を用い、添加物を使用せず、下ごしらえから一つづつていねいに手作業で製造しております。
〜おいしい牛肉の見分け方〜
見た目に霜降りが入っている事が大事ですが、買って頂いたお肉を手で触ってみてください。脂の部分が溶けてくると思います。人肌で溶けるような霜降りの入った物が本当においしい牛肉(松阪肉)です。
日々作業をしていて、自分たちで「買いたい」と思うぐらいの品物を商品化する事を絶えず心がけています。
私たちはお客様に「感動」をプレゼントしたいと考えております。お肉の「新鮮さ」「価格」「おいしさ」に感動して頂くのはもちろんの事、 スタッフ一人一人の「笑顔」「活気」「礼節」「一生懸命さ」なども含めてお客様に感動して頂けるよう日々接客技術を高める努力をして参ります。
今日もスタッフ一同、最高の笑顔でお客様のご来店を心よりお待ちしております。
昭和40年代の店頭風景